2016年9月21日水曜日

10月30日(日)ゼロバランス協会主催【鈴木喜博DCスキルアップセミナー】のご案内

自費治療を導入したいけど、技術に自信がない整骨院院長のあなたへ】



名古屋の鈴木喜博DCのセミナーがゼロバランス協会主催で下記要領の通り行われます。
 
【鈴木喜博DCスキルアップセミナー】
鈴木先生が解剖学・生理学・基礎医学・カイロプラクティックを元に、ご自身の臨床経験で培われた技術を惜しみなくご教授くださいます。
筋肉・腱・靱帯そして神経(Muscle-Tendon-Ligament & Nerve)をしっかりと把握し、施術につなげていきます。

※鈴木DCの治療所ホームページはこちら


日時:10月30日(日)11:00〜17:00
場所:オフィス ゼロ(ゼロバランス協会)
   大阪府和泉市(JR「信太山」駅徒歩3分)
料金:12,000円(協会員は10,000円:年会費10,000円)
講師:鈴木喜博DC
 

申し込みはこちらから

 

《講師プロフィール》


鈴木喜博 D.C.

※写真・文章は鈴木DCのホームページより引用(一部変更)

資格
柔道整復師(昭和51年5月取得)
Doctor of Chiropractic(昭和56年12月取得)

経歴
・昭和47年(1972年)3月 愛知県立旭丘高校卒業
・昭和51年(1976年)5月 柔道整復師免許取得(東京柔道整復専門学校卒)
・昭和53年(1978年)3月 東京理科大学理学部応用化学科卒業(理学士)
・昭和56年(1981年)12月 Palmer College of Chiropractic(Davenport)卒業(Doctor of Chiropractic)

所属
日本カイロプラクティック徒手医学会会員
・平成14年〜26年 名古屋支部運営委員長
・平成15年〜26年 副会長(会計担当)

ごあいさつ
私は、昭和56年に米国、パーマーカイロプラクティック大学を卒業し、翌年1月に帰国してから父・俍(たかし)が開設した鈴木整体研究所でカイロプラクティック治療を行ってきました。
昭和60年に父が亡くなって以降も、継続して当所で仕事に携わっております。想えば早くも34年の月日が流れたことになります。
最初はカイロプラクティック大学で学んだことを実践に活かす、それで精一杯でした。それでも「カイロプラクティック治療」のすばらしさを痛感することが多く、「この仕事に就いて良かった」とつくづく思いました。
しかし次第に実際の臨床は大学で学んだだけではとても十分とは言えない、多くの方々の悩みに応えるためには、さらに勉強と技術的な向上を目指さなければと感じ始めました。
そして一流の治療者のセミナーを受けたり、基礎医学の勉強をもう一度復習したりし、自分なりに工夫してきました。徐々ではありますが治療方法を改善し、現在は自分なりのスタイルになりつつあります。
その点、「カイロプラクティック」にお持ちの印象とは違った施術法になっているかもしれません。
ご来院になる多くの方々から、現代医学の問題点をお聞きすることがあります。特に整形外科へお出でになった方からは「痛いところを触ってもくれない」、「痛みがあるのに、レントゲンやMRIでは異状がない、と言われ困っている」とのご不満も聞かれます。
カイロプラクティック大学の先生から「まず痛い(症状のある)ところを触れ」と教えて頂いたことを思い出します。
臨床では、いろいろな症状に悩み困っている方に寄り添うことが第一です。そして痛いところを何しろ触る、「手を当てる」が重要と思います。専門的には「触診」と言いますが、この行為から得られる情報は限りなく多い。
熱くなっているのか、冷たいのか、硬いのか、柔らかいのか、触ると痛みを誘発するのか、その場所は解剖学的に筋肉なのか、靱帯なのか、骨なのか、皮膚なのか、もしくは内臓なのか等々。
そして逆に皆様は私の手の感触を受け取ります。手が温かいのか、冷たいのか、皮膚はザラザラしているのか、なめらかなのか、強い力を使うのか、柔らかいのか等々。このように私が皆様を診ていると同時に、私は皆様から見られている、意識か無意識か分かりませんが、それを感じて施術を行っています。
もちろん身体の表面からいくら見ていても、内部のことは分かりません。時には少し強い力で内部の状態を探ることもありますが、限界があります。やはり現代はレントゲン撮影やMRI、CTスキャンなどの検査方法がありますので、それらに頼らざるを得ない。また血液検査や尿検査等の検査も必要となりましょう。
残念ながら私にはそれを行う資格が無く、歯がゆさを強く感じています。そんな状況の中でも、症状や付随する状態を詳しくお聞きする、注意深く痛みのある箇所を触診する、筋肉や神経に対する種々の検査を行うなどの方法を駆使して、皆様の症状が私が扱える範囲内かどうかの判定を行っています。
幸い多くの方々にご満足して貰っています。かと言って時には私の力が足りないこともありますので、現状に満足しているわけではありません。日々「この人にはどんな方法がいいのだろう」、「あの人には何かもう少し工夫が必要だ」、「ウ〜ム、何か見落としていないだろうか」と考えています。
そして関係する専門書を読み、考え、工夫しています。何とか自分が考えていることが形になって現れてきているところです。
私の扱う範囲は、いわゆる「筋骨格系」です。しかし人間の身体は、いろいろなシステム、神経系、脈管系、消化器系、泌尿器系、生殖器系などがあり、筋骨格系と複雑に絡み合っています。ですから時に「カイロプラクティックの治療を受けたら、胃の状態が良くなった」などの感想を聞くこともあります。た
またま施術がプラスの方向に働き、偶然「胃」の状態の変化をもたらすこともあります。筋骨格系の問題が内臓や血管の機能にマイナスの影響を与えている時、その筋骨格系の問題を解決すると内臓や血管の機能が回復することがあるからです。
しかしこれらのことは慎重にも慎重を期して捉え、気をつけなければなりません。それでも「カイロプラクティック」もしくは「筋骨格系への治療」は、今まで見なされてきた以上の潜在的な「力」があると信じています。そしてそれを証明するのは、徒手医学に携わるすべての人であり、私もその一人であると強く思っています。